1000 Portraits
1899年フランスのウジェーヌ・アッジェは、画家のモチーフの為に写真を撮って暮らしていました。
時代が変わって文化が多様化する中で、写真は誰にでも簡単に撮影出来るようになり、各々の思い出として
どこかに無造作に、けれど大切にしまわれています。その中には多くの体験、悩み、苦しみ、喜び、達成感を感じ、
熟成を繰り返した自分の歴史が刻まれていて、その日常にこそ我々が目を向けねばならない特別なものがあると
感じています。
新しいプロジェクトとして、その各自の各自だけの特別なものを共有し、写真で表現できれば幸いです。
Project
Angel Art
各界で活躍している人達に天使の羽根を付けて撮影した作品と仲間のアーティスト達に天使をキーワードとして制作してもらった作品の展示をし、売り上げの一部を(財)毎日新聞大阪社会事業団に寄付。
(2002 近鉄上本町店)
Dancer
究極にストイックな生き方をしているダンサー達(主にアルビンエイリー所属)を被写体に撮影した作品。舞台写真ではなくコラボレートしたプライベートな作品である。表現としては、ミニマルでかつ十分プリミティブなものである。メインのダンサーであるグレゴリー・スチュアートがエイズで他界した為の追悼展。
(1989 ギャラリークラヌキ)
(1999 シンクロニシティースペースNY)
(1999 シンクロニシティースペースNY)